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画像の容量がいっぱいになったため、「毎日たっぷり猫まみれ2」から「3」になりました。 相模原市内での飼い主のいない猫の保護やTNR,里親探しなどの活動をしています。
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父が92歳の誕生日を迎えられました。
朝炊いたお赤飯を持っていったら、自分の誕生日を母共に忘れていました。
そんなもんなんですかねえ(笑)


インスタのシワ男先生(現役の獣医師)さんの投稿が、獣医師としての眼線と動物を心から愛する人の眼線とで色々なご意見を述べられていてとても心にしみます。
以下抜粋で転載させていただきます。


何もしないで枯れるように、楽に眠るように旅立ってほしいと思う反面ホントにこのまま何もしなくていいのか?
何かしてあげた方がいいんじゃないかって葛藤することになる。
飼い主としては何もしないってホント難しいよね。

看取りは何もせず枯れるようにすることが動物が眠るように楽に旅立てると思っている。

草木が栄養不足になって水も飲まなくなると体は脱水状態になり意識が遠くなり体が枯れて行くと眠るように楽にとても穏やかに旅立ちとなる。
これは理想的な旅立ちだと思うけどここまでの道のりは飼い主にとってはかなり辛い。

少しでも口に入れて食べさせたくなる。水を飲ませたくなる。
ホントに何もしなくていいのか不安になる。
もしかすると食べさせたあげれば元気になるかもしれない。
生きたいと思っているのに自分が死に追いやっているんじゃないか。


動物は死ぬことを恐れていないんだよね。
死ぬってことを知らないし死ぬことが怖いとか死が悲しいことなんて思わないのさ。
ぼくら飼い主は人間の基準で考えるから死は怖いもの悲しいものと思ってしまうけど。
動物からしたら「死ぬって何?」ぐらいなもの。
日常生活の延長にあるもの、当たり前にやってくるもの

特別なことでもなければ大したことじゃないのさ。

動物は旅立つときに看取ってほしいなんて思っていないのさ。
何か不安だから一緒にいてほしい

看取ってほしいと思ってるわけじゃない

死ぬのがイヤ!
死ぬのが怖い
死にたくない
何て思っていない


動物が最後にしてほしい事なんてない

いつものように一緒にいて いつものように声かけて  いつものように撫でて
いつものようにそばにいてほしい
それだけなんだよね。

苦しい、しんどい、痛い、、辛い、苦しい思いをしながらでも飼い主さんと少しでながく一緒にいたいから頑張って生きるというより
「今」を一生懸命生きている。
呼吸して心臓が止まらない限り「今」を生きる。
ただそれだけ

死なないよう見張られて 不安や恐怖の波動で「頑張って がんばって」と声をかけられるより
「今までありがとう」「うちの子になってくれてありがとう」「一緒にいてくれてありがとう」と声をかけられる方がよっぽどうれしい。

最期にしてほしいことがあるとすれば僕は寄り添うことだと思うのさ。




たくさんの猫を看取りました。
何もしないで枯れるように逝くことはこの上なく辛いことではあるけれど、もしかしたらそれはその子が望んでいることなのではないかと思えるようになりました。




ごんの捕液をやめました。
嫌がって針が抜けてしまってを繰り返し、これはごんが望むことなのか考えました。
嫌なんだよね。




両親も今まで以上に寄り添うというか(笑)補助が必要になってきました。
保護活動はよほどの時でなければ受けることを減らしていきたいと考えています。
お住まいのエリアの保健所生活衛生課や、お住まい近くで保護活動をしている団体さんなどにまずは電話をしてみてください。
生死を分ける状況であればもちろん動きますが、まずはご自身が動いてくださることをお願いしたいです。


どうぞよろしくお願いいたします。




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無題
ただただ泣けました。
去年、心臓病の子猫を保護し、病院に入院させたり、酸素室に入れたり。結局、亡くなりました。どうせ亡くなるなら、あのままお母さんと一緒にいさせてあげた方がよかったんじゃないか?と。結局苦しませてしまったんじゃないかと。
関わった獣医さんは、皆さん、最後に面倒を見てもらって幸せだったんだよと言ってくださいましたが、どうだんたんだろう?と今でも考えます。
動物の死について考えさせられるお話でした。ありがとうございました。
Posted by Q太郎 2021.06.11 Fri 17:20 編集
涙が出ました
昨年、最愛のトムを亡くしました。
病気が分かってから、あっという間でした。
もっとそばにいてほしかった。
神様がいるなら、トムを私から奪わないで。と思っていました。

トムが食べられなくなってうずくまっていることが多くなって。まだいかないで。もっとそばにいて。とずっと願っていました。

でも、最期は抱きしめて
「ありがとうね。うちに来てくれてありがとう。ママは幸せだったよ。
トム君が来てくれて本当に幸せだったよ。
大丈夫だよ。そばにいるからね。
大丈夫だよ。」

と言ってあげられました。
抱っこが大好きだったトム。
そばにいてあげられたこと、抱きしめてあげられたこと。
大好きだよ。と伝えられたこと。
自己満足かもしれませんが、良かったと思っています。
Posted by とむぎのあママ 2021.06.11 Fri 19:05 編集
Q太郎さん、ありがとうございます
お星さまになったその子の治療は治ると信じていたからで、結果として向こうに逝ってしまいましたがQ太郎さんのされたことは間違ってなかったと思います。でも私も同じように思ってしまうと思います。
今はその子は苦しみもなく向こうで幸せになっていると思いますよ。
いつも保護した子たちを大切に思ってくださり本当にありがとうございます!
Posted by にゃおこ 2021.06.12 Sat 21:44 編集
とむぎのあママさん、ありがとうございます
トム君とのお別れ、本当にお辛かったですね。
全てを受け入れられて、トム君に愛と感謝を伝えられてトム君も安心して向こうに逝たと思います。
一緒にいた時間は短かったかもしれませんが濃密で幸せに満ち溢れていたと思います。
Posted by にゃおこ 2021.06.12 Sat 22:00 編集
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