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画像の容量がいっぱいになったため、「毎日たっぷり猫まみれ2」から「3」になりました。 相模原市内での飼い主のいない猫の保護やTNR,里親探しなどの活動をしています。
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14歳になるごん。
口内炎が酷くてステロイドやコンベニアの注射を毎月一回打ってもう何年も経ちます。
ステロイドは怖いけれど注射によって痛がる症状は改善し、一カ月が経つ頃には再び痛がる動作をし出します。


ごんがごんでなくなってきています。
買い置きのドライフードは連日破いて床をカリカリだらけにしたり、人の食べ物を床に落としてばらまいたり。

キッチンの排水溝の生ごみをあさったり・・・。

毎日パウチや個包装のドライを10回~12回あけてあげます。
食べることへの執着が尋常ではありません。
私がいる限り際限なく要求してきます。

それでも体重は先月よりも160g減って2.5kgまでになってしまいました。

吐いたものに猫砂が混ざっていたり、下痢をしたりとすごい状況です。
いわゆる認知症?なのでしょうか?


都下の病院に通って数年になります。
どうぶつ基金の理事でもある山口先生の病院で飼い主のいない猫に目を向けた治療を積まれてきたお若いご夫婦の先生が独立開業された病院です。
丁寧な診察で遠くても通っていました。


あれから数年経って雇われ先生も数人いらして、ごんはその時々で色々な先生に診ていただきました。
水を異常に飲みたがったりちょっと気になる行動があって相談してもあまり乗り気でないことが多くなりました。
「歳だから」確かに若くはありません。
どう見てももうお迎えが近いのはわかります。

でもね、患者への愛情や興味などみじんも感じられないのはどうなのでしょうか。
毎月の注射前にこの1カ月どうだったか聞きませんか?
体重の増減に言及しませんか? 確認しないと教えてくれないのって何?
心音聞きませんか? ごんは心音に異常が出たことがあったのです。
確かに私のカルテはいろいろな保護猫だらけでわかりにくいかもしれません。
でも毎月一回必ず通っているごんのページは付箋も付いていて、基本情報はご存知のはずなんですが。

ガリガリでよぼよぼでばっちいおじいちゃんかもしれませんが、もう少し患者を診てくれないものでしょうか?





もうこの病院には行くのはやめました。
あまりにも悲しい対応で、苦しくなってきそうです。


紹介した子も入院中の排尿管理が出来ておらず膀胱がパンパンになっていて、退院した日に体調が悪化し元々の病院に再入院しました。
基本的なことが出来なくなってしまったのは患者が多くてスタッフが足りず、手が回らないからなのかもしれませんが、「命」にかかわる仕事であるということを肝に銘じてほしいと切に思います。





ごんが同じことをしないように買い置きフードを棚のてっぺんに置いたり、人間のご飯も冷蔵庫に入れる前の粗熱取りをする時もレンジに入れるなど工夫して行きます。

食べたい気持ちを満たして穏やかになってほしいと思います。
ごんは高齢の子にも小さい子にも優しいお兄ちゃんだったのですから。
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